EXS24 mkII の LFO の概要

EXS24 mkII は 3 つの LFO(low frequency oscillators:低周波オシレータ)を備えています。すべてをルーターのソースまたはターゲットとして使用できます。シンセサイザーを使うのがはじめてで、LFO の概念になじみがない場合は、一般的なモジュレーションソースを参照してください。

LFO 1 はポリフォニックです。すなわち、複数のボイスのモジュレーションに使っても、位相は固定されません。LFO 1 はキー同期でもあります。キーを押すごとに、LFO 1 によるモジュレーションが 0 の位置から始まります。

位相が固定されないという特性を詳しく理解するために、キーボードでコードが演奏される場合について考えてみましょう。LFO 1 をピッチのモジュレートに使用する場合、たとえばあるボイスのピッチは上昇し、別のボイスのピッチは下降し、さらに別のボイスのピッチは最小値になるといったこともあり得ます。つまり、ボイス(ノート)ごとに独立したモジュレーションになります。

キー同期機能により LFO の波形周期は常に 0 から始まるため、各ボイスのモジュレーションは均一になります。LFO の波形周期がこの方法で同期されないと、個別のノートのモジュレーションは均一になりません。

LFO 1 は、内蔵のエンベロープジェネレータを使用することで、自動的にフェードイン、フェードアウトが可能です。

LFO 2 は単声(モノフォニック)であり、すべてのボイスでモジュレーションが同じです。たとえば、キーボードでコードが演奏される場合について考えてみましょう。LFO 2 がピッチのモジュレートに使用される場合、演奏されるコードのすべてのボイスのピッチが同期して上昇/下降します。

LFO 3 もモノフォニックです。LFO 3 では常に三角波が使用されます。

3 つすべての LFO は自由に発振できるほか、32 小節から 1/128 分音符の 3 連符までの値で 「Logic Pro X」 のテンポに同期させることもできます。

図。「LFO」パラメータ。

「LFO」パラメータ